システムは把持面を自動的に認識します。
ロボットソフトウェア、3Dセンサおよびセンサソフトウェアの組み合わせにより、部品の平坦な表面を適切な把持面として認識し、ロボットにその情報を提供することが可能になります。エリアはシステムによって自動的に決定されます。ユーザーはこれに介入することはできません。
X、Y、Z、ならびにA、B、Cの6次元での把持エリアに加えて、部品が入れられている容器も認識されます。ソフトウェアはまた、部品の取り上げ箇所を確認し、コンテナに対しては衝突のない状態を保ちます。グリップエリアの品質は、KUKA _3D Perception.BinPickingを使用して手動でパラメータ化することができます。
KUKA smartPAD での簡単な初期稼動
このアプリケーションは、物流や消費財の分野の要件に理想的に対応しますが、他の業界や用途にも適しています。KUKA SmartPADで直接わずかなステップを行うだけで稼動を開始できます。このためには、画像編集に関する特別な知識は必要ありません。お客様は次の作業を行う必要があります。
- キャリブレーションを行う。
- 部材(SKU)および容器(LC)のためのオブジェクトマネジメントを行う。
- ロボットが作業を行う領域を定義する。
- 認識テストを行いパラメータを最適化します。
- 付属のサンプルプログラムを調整します。
外部計算無しでの自動把持と配置
KUKA _3D Perceptionセンサーと組み合わせることで、 KUKA社ロボットは、 単品種の物体を把持できる、適切なエリアを自動的に認識します 。ロボットは、吸引グリッパでこれらを取り上げ、 他の場所に配置します。アプリケーション全体に対して、外部の処理用コンピュータを必要としません。–データはすべてセンサで直接処理されます。