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KUKA 梱包ロボットが梱包産業で段ボール紙を折りたたみ

約30の梱包用KUKA ロボットシステムは、Tricor Packaging & Logistics AGで自動化された包装と産業用段ボール紙梱包の折りたたみプロセスをサポートします。円滑な実現は、KUKA カスタマーサービスのおかけでもあります。


紙の匂いが空気に混じります。全力で印刷し、押し抜きし、折りたたみ、綴じます。南ドイツのバート・ヴェーリスホーフェンに本社のあるTricor Packaging & Logistics AG の段ボール紙製造は、スイスの時計産業のように精密に行われています。秒刻みで自動車、化学、あるいは投資財産業向けの重量のある段ボール紙カートンも巻紙からつくられます – そして、その中でKUKA 包装ロボットがいくらでもつくりだします

 

事前のスムーズな対応は行き詰まっていました。特殊システムの開発を担当したサービスマネジャーはプロジェクトを完結することができませんでした。システムの完成が危ぶまれていました。「すぐにでも専門家によるサポートが必要でした」と、Tricorのエンジニアリングプロジェクトエリアのマネジャー、ロタール・ハインツェルマン氏は思い起こします。
KR QUANTEC:特殊梱包の取扱いを担当。
KUKA 包装ロボットは、段ボール紙をバキュームグリッパーでつかみます。

KUKA カスタマーサービスが梱包用ロボットシステムのコンフィギュレーションを担当

担当者はKUKA カスタマーサービスで企業を見つけました。「KUKA に最初に連絡してから24時間かからずに、カスタマーサービスの社員が弊社へいらっしゃいました」と、ロタール・ハインツェルマン氏は言います。KUKA の社員は、6台のKR QUANTEC 包装ロボットの基本構成を説明してくださいました。最初にプログラムの新規作成が必要でした。これは、コンピュータシステム構築業者の交替時に失われました。「プログラミング後に行なったのは、 サイクルタイムとプロセスの最適化です」と、KUKA のアプリケーションプログラミングエリアの部門マネジャー、ヴォルフガング・ヴァンカ氏は言います。このほか、保護エリアを設定し、システムの運用開始を見守りました。

 

梱包産業に導入されたKUKA ロボット

特殊梱包の精確な取扱い

KUKA カスタマーサービスによる迅速なサポートによってシステムが完成し、Tricor はプランどおりに製造を行うことができました。それ以来、特にKUKAロボット・タイプKR QUANTECがすべての拠点で梱包技術をサポートしています。梱包ロボットは、特殊梱包の取扱いも担当しています。梱包時、TRICOR で開発された、一体型オートマチックフロアを含み、それによって簡単・スムーズに立てることができる段ボール紙カートンが問題になりました。KUKA ロボットは、カートンの底部を折りたたみ、これを組み立てます。そのため、折れ曲げ可能なグリッパーを装備しています。これにより、ロボットはカートンの底部を精確につかみ、その後の生産プロセスに供給します。

KUKA 軽量構造ロボットが段ボール紙を折りたたみ

KUKA とTricor の誕生間もない共同プロジェクト: 高感度KUKA ロボット LBR iiwa: カートン各部の折りたたみと接着に導入されています。段ボール紙が梱包ロボットの作業エリアに送られます。グリッパーを使用して、高感度ロボットがカートン裁断を行ない、規定切断箇所で切断します。次のステップで、ロボットは裁断した紙をマウントに設置し、立方体に折りたたみます。折りたたまれた段ボール紙をロボットはステッチヘッドに送ります。次に折りたたみロボットが接着部を保管ステーションに収納します。

高感度で精確: KUKA ロボットLBR iiwaが段ボール紙の折りたたみを実現

その他の梱包用ロボットシステムの導入を計画中

Tricor はこの共同作業の結果にとても満足されていらっしゃいます。「初回ヘルプ」から、両社の長年にわたるパートナーシップが形成されました。「弊社のサービス契約によって、活発な交流が行なわれ、既にほかに12の包装システムが共同でかいはつされました」と、ロタール・ハインツェルマン氏は言います。高い信頼性と共に、ロボットは、3シフトモードで段ボール紙の折りたたみを担当し、従業員を単調な作業から解放しています。

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