KUKA.RobotSensorInterface

このソフトウェアは、産業用ロボットとセンサーシステム間の通信用インターフェースとして機能し、困難なセンサーアプリケーションのプログラミングをシンプルかつ汎用性と効率の高い方法で実現します。

RobotSensorInterfaceが難しいセンサーアプリケーションを簡単に

KUKA.RobotSensorInterface(RSI、ロボットセンサーインターフェース)はソフトウェアテクノロジーパッケージであり、周期的な信号処理や、例えば研削、研磨、バリ取りなど、その他多くの工程でのロボット動作への周期的な干渉を必要とする高性能なアプリケーションを実現します。RSIテクノロジーパッケージには、アプリケーションの開発に必要なエンジニアリングツール、ならびにアプリケーションの試験操作と実行に必要な、産業用ロボット制御用のソフトウェアコンポーネントが含まれています。

RSIVisualエディタ　― 簡単なグラフィカルプログラミング

RSIVisualグラフィックエディターを使えば、デリケートなアプリケーションの信号処理を極めてシンプルに、プログラミングすることが可能です。RSIツールボックスのRSI対象物を使用して、接続されたセンサーからの周期的な測定値を読み込んで処理することができます。得られた結果をもとに ロボットの動作に影響を与えることができます。エディタが持つ多数の機能の一部として、以下のものがあります：

オリジナル機能ブロックの設定
お望みの機能を実現
WorkVisualエンジニアリング・スイートに統合されたRSIVisualを用いた完全なプログラミング
グラフィカルプログラミングのための75種以上のRSI対象物を備えたツールボックス

ロボットフランジに距離センサーを接続することで、例えば部品表面までの任意の距離を、プログラミングされた軌道とは関係なく維持することができます。

複雑なアプリケーションのスムーズな統合および概要一覧　―　以下のようなメリットがあります：

容易に統合
- プログラミングの知識は必要ありません
- RSIVisualでグラフィカルプログラミングが簡単に
- KUKA smartPADを用いた制御
- プログラム例のご提供
用途の幅広さ
- ほぼすべてのKUKAロボットと外部軸に対応
- RSIアプリケーションとしてKUKA.ForceTorqueControlを用いたシームレスな統合
- 組立ライン生産にも導入可能
最高クラスの性能
- 4ミリ秒以内のリアルタイム処理
- 多機能インターフェース
- KUKA WorkVisualのシームレスな統合

あらゆるご要望にお応えします

KUKA.RobotSensorInterfaceの統合は、産業用ロボットの用途を何倍にも広げてくれるでしょう。ハンドリングから組み立て、そして検査まで、産業用ロボットはほとんどすべての分野に応用できます。

メリット

研削およびバリ取り

寸法精度の高い部品のバリ取りと研削

ハンドリング

ジョイスティックを用いたロボット制御

溶接

溶接工程のデータに基づく溶接シーム追跡

組立て

パワー制御による部品の接合

研磨

加わった力の測定およびロボット軌道のリアルタイム制御

試験および検査

触覚試験は次のような多種多様な製品に役立てていただけます：シート、ステアリングホイール、スイッチ、レバー、ボタン

データ転送

ロボットと外部システム内アプリケーションにおけるデータのリアルタイム転送

オリジナルのセンサーアプリ（App）をぜひ設定してください！

あなたのノウハウを製造工程のソリューションに、また KUKA.WorkVisual エンジニアリング・スイートとKUKA.オプションパッケージエディタが連携して動作するKUKA.RobotSensorInterfaceのソリューションにお役立てください。そしてお客様にご満足いただけるKUKAアプリとしてそのソリューションをご提供ください。