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KUKA.SystemSoftware

KUKA.SystemSoftware(略称:KSS)は、従来の5軸および6軸ロボットから新型KR SCARAおよびKR DELTAを含むKUKAロボット製品ポートフォリオの大部分のためのオペレーションシステムであるため、ロボットコントローラー全体の核心と言えます。


数十年にわたる経験を統合。あらゆる用途 - お客様の用途に対応できるよう開発。オープンでフレキシブルなプラットフォームで目標を達成。

KSSオペレーティングシステムは、ロボットベースのアプリケーションを広範囲に実現する方法を提供します。ロボットベースのシステムの計画・設置・試運転・運用・保守のいずれでもKSSがあれば、お客様の目標は迅速かつ効率的に達成可能です。このKSSはロボット環境における高い要求に応えるため、オープンで柔軟かつ安全なプラットフォームとしてKUKAにより絶えず開発が続けられています。
  • オープン&フレキシブル

     

    • ソフトウェアによる適合&機能拡張
    • コンベア用途の新たな可能性
    • 改良型ロボットセンサーインターフェースを統合
    • フィールドバスとインターフェースにおける「クラス最高」のコミュニケーション
    • 多言語対応インターフェース
  • 安心&安全

     

    • WIN10ioT組込みによるセキュリティ
    • 個別ユーザー管理
    • USBポートの使用チェック
    • ロボットおよび追加軸のキネマティクスを実装したKUKA.SafeOperation
    • 安全性パラメータの可視化
    • エリア制限前のブレーキ

     

  • 迅速&効率的

     

    • 迅速なコミッショニング/インテグレーション
    • 効率的な故障診断&トラブルシューティング
    • インラインフォームによる完全なオフラインプログラミング
    • プロジェクトに左右されないプログラミング
    • お客様用モジュールオプションのテクノロジーパッケージ
    • KUKA.WorkVisualのオプションプロファイルとスクリプティング
    • ドキュメントへの容易なアクセス

オペレーティングシステムの基本機能を学習する

KSS 8.6および8.7は、既存のプログラミング環境とユーザーインターフェースを変えることなく、新しい機能を提供する「Functional Twins(機能的ツイン)」であり、KUKA.SystemSoftwareとKRL(KUKA Robot Language)をご存知であれば、すぐに自在にご利用いただけます。

しかも、何十年にもわたって蓄積してきたノウハウにお客様からのフィードバックを合わせているため、最新版のKSS 8.6および8.7は社内外からのフィードバックを反映したものとなっています。インラインフォームやプロジェクトベースのエンジニアリング、プロジェクトに左右されないオンラインプログラミングとの組み合わせから、KUKAがKSSの開発中にユーザーのご提案やご要望に耳を傾けてきたことがよくお分かりいただけると思います。

 

KSSオペレーティングシステムは、ロボットプログラミングのための広範な選択肢を提供します。


さまざまな能力段階のプログラミング

インラインフォームを使用した簡単なプログラミングから、高水準言語KRL(KUKA Robot Language)を使用したエキスパートプログラミングまで。

フィールドバス通信

KUKA.SystemSoftwareがサポートするフィールドバス(ProfiBus、DeviceNet、PROFINET、ETHERNET/IP、EtherCAT)の設定とI/O接続はKUKA.WorkVisualを介して行われます。

インタープリタ

ロボットインタプリタに加え、最大8台のパラレルサイクリック(サブミット)インタプリタが利用可能です。

多言語対応

KUKA.SystemSoftwareのインターフェースでは26までの言語から選択できます。

権限管理

操作モードおよび機能は、既に工場出荷時に、権限に従って階層化されたユーザーグループに割り当てられているため、ほとんどのお客様には調整の必要がありません。なお、この割り当ては必要に応じて管理者が機能グループを越えて設定することができます。

追加駆動系のフレキシブルな構成

非対称、無限回転式または力制御式の追加軸および接続されたマスター・スレーブ駆動系の稼働。

バックアップ/レストア

内蔵されたバックアップマネージャーによるサーバートリガー起動でプロジェクトベースのシステム設定および取り付けられたオプションのバックアップ

プリインストールされたiiQoTへの接続

KUKA.DeviceConnectorをプリインストールすることで、KUKAのシステムを素早く統合し、KUKAのIndustrie 4.0ソリューションであるiiQoTに接続することが可能です。

ウェビナー:主な特徴、機能、各バージョンの比較

設計、開発、拡張

KSSオペレーティングシステムのエンジニアリング機能はすべてをカバー

お客様独自のソフトウェアパッケージの作成から、製造プロセスの可視化およびシミュレーションやロボットセル全体の評価に至るまで幅広く対応します。

  • プロジェクトベースデータベースおよびカタログをベースにしたプロジェクト(KUKA.WorkVisualで作成される)に関するプロジェクト設計およびコントローラの設定。
  • ソフトPLCインターフェースKUKA.WorkVisualに内蔵されたKUKA.Multiprogへのインターフェース - KUKA.ProConOSのソフトPLCエンジニアリング環境。
  • 重量検出KUKA.LoadDataDeterminationオプションを使用した、振動による実際のツールアタッチメントの荷重パラメータの検出。
  • シミュレーションKUKA.Sim.を用いた完全なロボットセルの組立てと評価。
  • バーチャルロボットコントローラーKUKA.SystemSoftware (KSS)を仮想化したバージョンであるKUKA.OfficeLiteが利用可能。
  • お客様別のテクノロジーパッケージKUKA.OptionPackageEditorによる独自のお客様別ソフトウェアパッケージ作成拡張技術であるKUKA.UserTechと KUKA.HMI easyによって、さらなるモジュールが提供されます。
  • リカバリーKUKA.Recoveryを用いたイメージベースのバックアップソリューション。

すべての製品データが常に手元に

技術データ・仕様書。ライセンスを管理するには、デジタルカスタマーポータル my.kuka にアクセスしてください。ここからサポートリクエストの送信やデジタルナレッジデータベース KUKA Xpert にアクセスできます。
登録完了後すぐに多数の機能にアクセスできます。アカウントを認証していただくと、さらに会社別の情報や役立つ情報をご覧いただけます。このプロセスはお客様個人のログインのセキュリティを確保するのもので、数日かかることがあります。