KR CYBERTECHシリーズの新型 Editionロボットで、より速く、より簡単にオートメーション化が実現されます

適応した機能、低コスト、通常の品質：2023年より、KR CYBERTECHシリーズから新型Editionロボットが登場します。これにより、費用対効果が高くて簡単なオートメーション化の導入が可能になるだけでなく、ハンドリングから研磨までのアプリケーションも簡素化できます。

2023年5月2日

フレキシブル：Editionロボットは効率的なオートメーション化を可能にします

コンポーネントを組立プロセスに供給します。ワークの品質をテストします。金属部品を研削・研磨します。KR CYBERTECHは、その柔軟性により、ダイナミックな金属およびエレクトロニクス産業だけでなく、多様な一般産業においても特に人気のあるマルチタレントです。広く普及しているお客様のお気に入りロボットは、2023年からは、機能を最重要なものだけに減らして焦点を絞ったEditionロボットとしても利用可能になります。これにより、ピックアンドプレースおよび研削アプリケーションの迅速で簡単なオートメーション化が可能になります。

迅速でコンパクト：ご使用中のオートメーション化プロセス向け

KR CYBERTECHシリーズのEditionロボットは、ハンドリング作業および基本的な加工作業の費用対効果の高いオートメーション化に最適です。KUKA KR CYBERTECH nano ARC HW Editionロボットの2機種に続き、KR CYBERTECH KR 20 Eも、特に価格に敏感な市場においてのオートメーション化導入をサポートするようになりました。費用対効果が印象的だからです。操作性の良さに加えて高精度で、しかも高い剛性であることは、従来のKR CYBERTECHシリーズとほとんど変わりません。ポートフォリオマネージャーのマルクス・ホルフェルダー=アザムは、「Editionバリエーションでは、提供する選択肢は少ないですが、世界的に人気のある他の多くのロボットタイプ同様に、シリーズの最先端の開発段階をベースにしています」と強調します。つまり、通常の品質でコスト削減ができます。

現在のソフトウェアおよびハードウェアの使用

ハンドリング、研削、テストにおいて、Editionロボットは成熟した技術に基づいて動作し、その際、現在のオペレーティングシステムおよび最新世代のKR C5 コントローラーと互換性があります。これにより、オペレーティングシステムとアプリケーションパッケージのシームレスな切り替えが可能になるだけでなく、全体的なエネルギー消費も削減されます。また、smartPADによる操作で、簡単に使用できます。

高い費用対効果：プロセスオートメーション化の導入に最適

最適化された構造設計により購入コストが低くなり、Editionロボットは堅牢でコンパクトな設計であるため、経済的に運用できます。「これは、オートメーション化を始めたばかりで、また成長過程にある市場から来ることの多いお客様にとって、特に魅力的なソリューションです」とマルクス・ホルフェルダー=アザムは言います。特に中小企業は、新型KR CYBERTECH KR 20 Eからメリットを得ることができます。価格性能比が高く、特定の用途に焦点を当てたパフォーマンスにより、企業内ですでに部分的にプロセスをオートメーション化している既存のお客様にとっても、このロボットは価値のある選択肢となるでしょう。

非常にダイナミックなプロセスのための効率的なロボティクス

Edition仕様の新型KR 20では、ロボットリストには保護等級IP 67が、そして産業用ロボットの他の部分には保護等級IP 54が標準装備されているため、幅広く使用できます。動作温度範囲は0～45度に設計されており、他のKR CYBERTECHシリーズと同様に、ロボットは、床、壁、天井にあらゆる角度で取り付けることができます。KR CYBERTECH KR 20 Eは、最大20 kgの可搬重量に対応でき、最大1820 mmのリーチを提供します。

企業の要件に応える高いパフォーマンス

Edition ロボットにより、KUKA は新しいお客様の心を捕らえ、オートメーション化の導入とタスクの実現においてお客様をサポートします。このファミリーの最新メンバーは、2023年春から全世界で注文できますが、中国ではそれより早く注文可能です。ポートフォリオマネージャーのマルクス・ホルフェルダー=アザムは、「KR CYBERTECH nano ARC HWに続いて、お客様の要件に応えるために、再びシリーズを拡張できることを嬉しく思います」と語っています。